奈良マラソンに参加したいけど、
他の大会と比べてきついのかな?
28キロ付近の天理の坂が特にきついので、初めて参加する人や初心者は注意が必要だよ。
奈良マラソンはきついという噂を聞いたことがある人もいると思いますが、本当はどうなのか気になりますよね。
この記事では、毎年奈良マラソンに参加している筆者が、実際に走ってみて感じたことやその対策について解説します。
これから奈良マラソンに挑戦したいけど、走り切れるか不安に感じている人にとって参考になれば嬉しいです。
歩かずに完走を目指している方はぜひ最後まで読んで下さい。
この記事を読んで分かること
- 奈良マラソンのきつさ
- 初めて参加する方が気を付けるポイント
奈良マラソンがキツイ理由は約28キロ地点から続く急な登り坂
実際に筆者が走ってみた感想として、奈良マラソンはきついと言えます。
なぜなら以下の図のとおりアップダウンが激しいコースだからです。
特に最大の難所は約28キロ地点から32キロ地点まで続く急な登り坂です。
さらに35キロから39キロに至るまでの道にも長い登り坂があります。
マラソンには「30キロの壁」もしくは「35キロの壁」があると言われています。
大抵の場合は、30から35キロ辺りで足が痛くなり、歩き出す人が増えるという意味です。
この最もきつい付近に登り坂があるので、奈良マラソンはきついと言われています。
実際に大勢のランナーがここで歩き始めるのを何度も見てきました。
筆者もこの辺りで心が折れ、歩いてしまったことがあります。
なので、初めて参加する方はこの坂に気を付けるようにしましょう。
対策としては以下のとおりです。
- ペースランナーに惑わされず、自分のペースを守る。
- 最初の10キロはウォーミングアップのつもりで走る。
- 下り坂(18キロから中間地点)で飛ばさない。
ペースランナーに惑わされず、最後まで自分のペースを守る
奈良マラソンでは、ペースランナーが一緒に走ります。
ペースランナーとは、均等なペースでレースを引っ張る役目の走者です。
奈良では2023年から3時間〜5時間30分までの完走タイムで走るペースランナーが、30分ごとにそれぞれ参加しています。
ペースランナーについて行けば自分の目標に到達できる一方で、自分のペースを乱してしまうことがあります。
筆者も走る途中で4時間のペースメーカーが目に入り、意識しすぎてオーバーペースになり、途中で失速しました。
自分のペースを無視して周りについていったら、いずれ脱落します。
周りのペースに左右されず、普段の練習での心地よいペースを維持することを心がけましょう。
最初の10キロはウォーミングアップのつもりで走る
最初の10キロは普段のペースよりもゆっくり走ることが重要です。
本番では、アドレナリンが出てしまい、序盤から飛ばしてしまうことがありますが、奈良では28キロ以降の坂道が山場なので、それまでにスタミナを温存しておくようにしましょう。
たとえ他のランナーに抜かれても、焦らずゆっくり走りましょう。
下り坂(18キロから中間地点)で飛ばさない
下り坂はスピードが出るので、タイムを縮めるチャンスですが、足に大きな負担がかかります。
奈良マラソンの場合は18キロから中間地点にかけて長い下り坂が続きます。
ここでスピードを出してしまうと、怪我につながります。
筆者もこの場所で飛ばしてしまい、足が攣ってしまいました。
28キロ地点から、最大の難所であるこの長い登り坂を再び登ることになるので、それまで足に負担をかけないように歩幅を短くして下りましょう。
まとめ:後半のきつい登り坂に向けて、スタミナを残しておこう
以上奈良マラソンのきつさと対策について解説しました。
再度確認です。
- 奈良マラソンは後半にある登り坂がきつい。
- 前半で飛ばさないように自分のペースを守る。
奈良マラソンは28キロ辺りからが本番です。
最大限楽しむために、序盤で無理をしないよう最後まで気持ち良く走りましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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